真面目に観たアニメ2007
最終更新時間:2008年04月05日 19時02分09秒
12月-
本放送追従
もやしもん
- TID 1194
- フジテレビ 木 24:45
- 2007-10-11 / 2007-12-20
- 全11話
- 100%観た
ノイタミナは嗜好が合わないなぁとほとんど見ることがなかったけどこれはとても良かった。菌たちもかわいく描けてるし、ストーリーもいいテンポだったし。正直11話で終わりはもったいなかったと思う。そのせいでいくつか「端折ってるなぁ」と思えるところもあったし。
ナイトウィザード The ANIMATION
- TID 1241
- 東京MXテレビ 火 26:00
- 2007-10-02 / 2007-12-25
- 全13話
- 100%観た
メインターゲットは昔のTRPGブームを知ってる世代だよね、このアニメは。実にそんなノリで、クオリティも展開もとても手堅いものでした。見てて安心。でももっと下の世代だとどう映るんだろうねぇ。最近だとかえってあまり見ない展開ではあるので面白いと感じるかどうか。
「これからする私のお願いに、はいかイエスでお返事してください」は名言だと思います。あとゴトゥーザ様の大魔王がはまりすぎだよね。
プリズム・アーク
- TID 1217
- 東京MXテレビ 火 25:30
- 2007-10-09 / 2007-12-25
- 全12話
- 100%観た
まぁそりゃあ好き嫌い分かれるでしょうよ。回によって演出も作画もばらばらで時には別人レベルだったし、初回でプロモ的に提示したバトルシーンは最終回までやっても全く繋がらない遠く先の話だったし。そもそもあまりに唐突な初回で諦めた人は多そう。
でもこのアニメは「次回は一体どんな演出が繰り出されるんだろう」という観点で見ると非常に楽しめます。というかそれでかなり楽しみました。ストーリーはそのおまけ。ただそれでもいろいろ唐突な面が多いのでそのあたりをもう少し丁寧にしてもらえるともっとついて行きやすかったと思う。
みなみけ
- TID 1249
- テレビ東京 日 25:30
- 2007-10-07 / 2007-12-30
- 全13話
- 100%観た
思った通り苺ましまろだなぁと最初は思っていたけど右肩上がりにノリノリに。ネタをごてごてさせることなく直球ストレートで投げてる感じ。大いに笑わせてもらいました。ただそのネタの多くはとんがりすぎなキャラの新規登場によるものなので、それを1クールで使い切れる童夢みなみけは面白くて当たり前だよなぁとも思う。
ef - a tale of memories.
- TID 1228
- tvk 土 26:30
- 2007-10-06 / 2007-12-22
- 全12話
- 100%観た
シャフト的技巧の有効利用。ひたすら留守電を入れ続ける描写とか恐怖感がこれでもかと伝わりましたよ。あと最終回あたりの原作OPを微妙にインスパイヤした演出もずるいと思うほど効果的に使えてる。ただその演出がくどいと思える場面も多少あったので人によってはやり過ぎ感で敬遠される気もする。
あとは最後のオチが思っていたほどではなかったのがちょっと。これは原作のせいかもしれないけど。
スケッチブック 〜full color's〜
- TID 1231
- テレビ東京 月 26:00
- 2007-10-01 / 2007-12-24
- 全13話
- 100%観た
スタッフ人から想像する予想通り、いや予想以上に現代日本版ARIAアニメでした。原作はもう少し殺伐なんで、なんか違うなぁと思いつつ、まぁこういうのもありかなぁという感じ。原作で全く喋らない梶原さんはどうなるのかと思いきや、アニメではけっこう普通に喋らせたね。アニメでもなんとしても喋らすまいとするのかとちょっと思ったけどそれは起きなかった。
ある意味順当なアニメ化でした。
スカイガールズ
- TID 1190
- tvk 木 26:15
- 2007-07-05 / 2007-12-27
- 全26話
- 100%観た
コナミの企画に期待しない方が身のためなのかなぁ。「メカ少女」とかコンセプトとしてはとても期待できそうなのにうまく生かせてない。必殺技はそれでいいのか。もっとドンパチやる必殺技にしようよ。あと全体のストーリーももう一ひねり欲しいところ。このストーリーなら1クールでも足りた気がするよ。
OPはとってもかっこよかったんだけどね。OPは。
9月-
本放送追従
ムシウタ
- TID 1178
- WOWOW 木 24:00
- 2007-07-05 / 2007-10-04
- 全12話
- 100%観た
原作絵師が最終話でおかしい部分を「ちゃんと伏線張ってたじゃない!」とネタにせざるを得ないのはさすがにどうかと思うよ。原作ストーリーの1巻を中心に再構成したらしいけどまとまりきらずに空中分解。「とりあえず映像化したんでよく分からなかった人は原作読んでね!」というレベル。回ごとのクオリティのばらつきも酷いし。そんな使い捨てられるような作品だったのだろうか…。角川のやることはさじ加減がいいかげんすぎてよく分からない。
ひだまりスケッチ 特別編
- TID 982
- BS-i 木 24:30
- 2007-10-18
- 100%観た
それなりに好調だったことが伺い知れる特別編。とは言っても本放送の13, 14話と言っても普通に納得するぐらいそのままのノリ。一部余裕があったんだなと思えるカットがあったぐらいの違い。
なのでゆるゆるーと話が進んでいつの間にか1時間過ぎてたりするので内容は大して記憶に残らず。だがそれがいい。
続編も決定ってことだけど、はて原作でやってないのそんなにあったっけか。原作がもう少しもりもり進んでから続編作ってくれた方が嬉しい気も。
おおきく振りかぶって
- TID 1113
- BS-i 木 24:30
- 2007-04-26 / 2007-10-11
- 全25話
- 100%観た
野球アニメ=熱血の図式を見事に突き崩してくれました。かといって変化球というわけでもなく、現代において野球と真正面から向き合った結果こんな作風になりましたという感じか。
とにかく丁寧な作りで、素直に試合の展開に対して気がつくと手に汗握ってる。アニメーションのクオリティも高いので決定的瞬間なんて思わず画面に近づいてしまうくらい。
ただその分野球そのもののルールにシビアになってるので、野球知らないとどういう駆け引きが行われてるのか理解が追いつかないのが辛いところか。かといっていちいち解説入れてたら緊迫感なくなっちゃうし。あとこれはスポーツ系共通の弱点だけど1試合まともにやると長いのね。この作品でも結局10話以上が1つの試合に費やされてるし。ジレンマだよなぁ。
最終話の感じとかDVDの売り上げとか見ると多分第2期あると思うけど、いつかなぁ。
ドージンワーク
- TID 1181
- tvk 水 25:15
- 2007-07-04 / 2007-09-19
- 全12話
- 100%観た
言うまでもなく後半の実写パートが本編で前半のアニメはおまけ。そんな感じで超省力アニメなのは間違いないけど、中盤に入ってくると省力表現すら面白がって使ってる感じも出てきてそれはそれでユルさを演出できて悪くなかったと思う。結局中身はとっても中途半端だったけど。やっぱりTVアニメ化の企画自体に無理があったんじゃないかなぁ。
でそれを補うべく実写パートが意外とちゃんとしてました。まぁありきたりといえばありきたりな企画でやることも別に普通なんだけど、要点キッチリ押さえてるし、ラジオちゃんとやってる声優だとちゃんと間が持つね。ともかく同人誌完成おめでとうございます。
アイドルマスター XENOGLOSSIA
- TID 1127
- tvk 土 25:00
- 2007-04-07 / 2007-09-29
- 全26話
- 100%観た
とりあえずアイドルマスターではありません。XENOGLOSSIAです。なんかアイドルマスターのキャラのそっくりさんがいっぱい出てくる別の作品と考えるべき。で、そう考えると実に舞-HiMEチーム・サンライズらしい作りの作品。手堅い作風と後半に入ったとたんの急展開がまさにそれ。初回を観てこんな展開になろうとどれだけ予想しただろう。OP変わったとたん急激にセカイ系に舵をとり、毎回状況が激しく動く息をつかせぬ展開はなかなか楽しませてもらいました。
でもいざ終わってみるともう少し脚本煮詰めた方が良かったんじゃないかなぁと思う。敵味方双方共に予想外の事態にいくら何でもあっさりコケすぎだと思うし、雪歩さんの寝返りも少しぐらいはそれらしいところを用意して置いて欲しかった。何より謎の部分はキッパリと謎のまま、分かるところはキッチリと分かってしまうのがちょっと。もう少し謎の部分を考えられる描写や分かるところももっと深い設定がありそうな感じを出してもらえると観た後も楽しめたと思う。ただやり過ぎてもただ謎を残して終わった嫌なアニメになるけど。
ところでアイドルマスターのアニメ化はいつになるんでしょうか。
瀬戸の花嫁
- TID 1130
- テレビ東京 日 26:00
- 2007-04-01 / 2007-09-30
- 全26話
- 100%観た
これが岸誠二の本当の実力なのか。最後まできっちり走り抜けてくれました。最終回も最終回っぽい演出もしつつもギャグも全く抜かりなく期待を裏切らない出来。こんなに安定してかっ飛んだラブコメはそんなに多くないと思う。
あと桃井はるこの主役が思いの外合ってたのが大きい。エイベックスの要請での配役なんだろうけど、ギャグが上手くはまってる。劇中歌も本人本当に上手いから演出にきっちり合ってるし。
作画が甘かった回が何回かあったのが残念といえば残念。
魔法少女リリカルなのはStrikerS
- TID 1029
- 東京MXテレビ 金 26:30
- 2007-04-06 / 2007-09-28
- 全26話
- 100%観た
とりあえず作画が不安定すぎ。リソースの配分でクリティカルなところは何とかなってるけどその他は目も当てられないところも。戦闘の緊迫感も布陣をもっと整えてれば変わったのかなぁ。
あと確かに見てれば表面上のストーリーは追えて、燃えるところは燃えて、見せ場の部分はちゃんと魅せてるんだけど、もっと煮詰めればもっと面白くなったんじゃないかなぁという感想の方が大きく。まずテキスト多すぎ。なんか半分以上しゃべって終わってた気が。もう少しアニメーションらしい説明方法があったような気もします。そんでもって登場人物多すぎ。新規はともかく既存の登場人物あんなにフォローする必要あったのかしら。以前から見てる人はいくらか嬉しいかもしれないけどそれでストーリーが発散したら本末転倒な気が。
8年後をやるという最初は「それで少女かよ!」と言いたくなる今回の根本的なところは実際やってみたらかなり良かったと思うだけにいろいろと残念でありました。
しかし完パケ納品はどうにかしてください。画質がマジで泣けてきます。
ながされて藍蘭島
- TID 1084
- テレビ東京 水 25:20
- 2007-04-04 / 2007-09-26
- 全26話
- 100%観た
少年漫画的お約束アニメ。ただ深夜枠のこの手のアニメでここまで安心して観れるのはなかなか珍しいと思う。最近のアニメは止め絵のクオリティを重視する傾向が強いけど、この作品は多少の描き手の差異は気にせずにとにかく動かしてる。なのでドタバタが見てて単純に楽しい。話も下手に話題を取ろうということはせずに大道一直線、なおかつ各話のバランスをちゃんと取ってるので毎回ちゃんと楽しめるし。
大いなる障壁テレ東規制を克服しアニメーションならではのベクトルをしっかり強化する姿勢は他の作品も見習って欲しいなぁ。
エル・カザド
- TID 1137
- テレビ東京 月 25:30
- 2007-04-02 / 2007-09-24
- 全26話
- 100%観た
変態たちの繰り広げる薄いお話。ガンアクション三部作なんて言ってるもんだからとんでもない運命やら超アクションに次ぐものがあるのかと思いきや別にそんな大それたものはなく、それどころかモブキャラがバタバタ倒れるお約束なアクションシーンもさっぱりない。本当にガンアクションアニメだったんだろうか。それなりに道中ちょっとしたことがありつつ何となく目的果たしましたよという感じ。
ただそういう流れをかなり故意にやっているようで実際気合い入れずに観れた作品ではあったんだけど、終わってみるとL.A.が「エへぇ」とか言いながらスパスパ切ってる印象ぐらいしか残ってない。エリスに萌えられるかが楽しめるかどうかの分かれ目なのかなぁ。
もえたん
- TID 1175
- tvk 月 23:00
- 2007-07-09 / 2007-09-24
- 全12話
- 100%観た
いやまったく酷いアニメだった(褒め言葉)。最初は英単語学習帳がアニメ化なんて一体どんな作品になるのか皆目見当が付かなかったけどまさかこんな突き抜けたアニメになろうとは。結局原作のエロい部分だけを妄想と想像で広げまくってそれを許容できるストーリーまで用意しちゃったのね。深いこと考えずにバカさ加減を楽しんだもの勝ち。
ただ残念なのがHD制作のはずなのに実際にHDだったのは初回だけで以後はSDのアプコンだったこと。最初は「こんなアニメをHDでやろうとはやるなスタッフ」と思ったんだけどねぇ。というかOP映像は初回にちゃんとHDで流れたんだからOPだけでも毎回HDでやってくれてもいいじゃん。
ゼロの使い魔 〜双月の騎士〜
- TID 1120
- 東京MXテレビ 火 25:30
- 2007-07-10 / 2007-09-25
- 全12話
- 100%観た
1期の方が良かったよね。1期はストーリーはともかくツンデレ描写だけは完璧だったのに、今回は必死にツンデレっぽく上っ面を整えてるというか。そもそも主人公がストーリーに振り回されっぱなしでまともに心理描写されてないのにツンだデレだとされても。表情だけ見てるなら1期より作画良かったし良かったんだけど。
そのストーリーも基軸が定まらないというか、サイドストーリーのつなぎ合わせで無駄に忙しい。見てて違和感を感じると感想サイトを探して原作のちゃんとした設定を確認しなきゃならないという端折り加減はあんまりいいと思えない。
3期は「ゼロの使い魔!?」でお願いします。
CODE-E
- TID 1177
- 東京MXテレビ 日 23:30
- 2007-07-08 / 2007-09-23
- 全12話
- 90%観た
釈然としない。確かにラブコメとしては一応の区切りは付いたことは付いたんだけど、根幹の設定になってるTYPE-E能力については一通りの説明をした後大風呂敷を広げただけで終わり。そもそもラブコメとしてもさんざん引き延ばしたあげくいともあっさり決着しちゃったし。
サブキャラも中途半端な扱い。主ストーリーに噛み合いそうで結局ほとんど噛み合わない人ばっかりだったし。ミリスさん死んだんですか?何その嫌すぎる死に方。
これは「予算が集まれば2期作って投げっぱなしのところどうにかしますよ」フラグなんでしょうか。
さよなら絶望先生
- TID 1191
- tvk 土 24:30
- 2007-07-07 / 2007-09-22
- 全12話
- 100%観た
やっぱりシャフトだなぁ。多分原作との相性はいいんだろうけど、原作よりも他の新房監督作品との繋がりの方が気になってしまうのはいいのか悪いのか。
ネタはかなりきわどいものをきわどいままなので潔い。ただ映像化から溢れたネタをカットの間に文字で入れるのは2回以上見ることを強要されているようでちょっと気分が悪い。かといって1回目で全部確認してるとテンポが悪いしなぁ。確認してたけど。
あと後半になると展開のパターン化が見えてきてちょっと中だるみっぽさが。
あとコンポジット超額縁放送だと黒板ネタが潰れて読めません。勘弁してください tvk 。
ぽてまよ
- TID 1111
- 東京MXテレビ 金 25:30
- 2007-07-06 / 2007-09-21
- 全12話
- 100%観た
秋のJ.C.STAFF 3作同時制作で一番望み薄だと思っていたこの作品が実は一番安定していたという事実。まったりとブラックのさじ加減が良くできててきちんと双方主張できている。話の流れも自然で最終回も上手い締め方。別に何が凄いわけでもないんだけどちゃんとやれることをやってるって感じ。
次にもつなげやすい形で締めたので原作の状況によっては早いうちに第2期もありそう。
らき☆すた
- TID 1102
- 東京MXテレビ 水 25:30
- 2007-04-11 / 2007-09-19
- 全24話
- 100%観た
んー、なんだろうね。やっぱり「京アニの無駄遣い」ってのが一番正しいのかなぁ。原作を最大限活かす方向に使用されていた京アニパワー、今回は原作の表現だけでは消費しきれずに他の要素にも流れた結果こうなりましたといった感じ。そりゃここまでの作画レベルでアニメ化されるのは嬉しいんだけど、原作のゆるーいネタがなんかばきばき強化されてガチなネタになっていってしまうのはなんか違う気が。
あとこのアニメの効果でヌルいオタク気取りが増えるんだろうなぁと考えるとどうにも。角川的にはその方がいろいろ商品売れて嬉しいからいいんだろうけど、京アニはそれで良かったんだろうか。
あとらっきー☆ちゃんねるは結局どうしたかったのかよく分かりません。
ななついろ★ドロップス
- TID 1040
- tvk 月 26:15
- 2007-07-02 / 2007-09-17
- 全12話
- 100%観た
ギャルゲー原作にしては最近珍しく作画がまともなレベルに届いていた作品。終盤たまに別人がいたけど、十分許容できるレベル。
ただ脚本も恐ろしくまともなので最近のネタなのかやっつけなのかよく分からない脚本に比べるとインパクトがだいぶ薄い感じが。ゲームからの脚本の再構成を無難にやり過ぎたのかそれとも原作からそうなのかは分かりませんがありがち感がどうしても先に来るのと、あまりにすっきり一本筋なので他の要素を想像するのりしろが薄い点が淋しい。
あと主ストーリー一直線のせいで主キャラ以外が淋しい扱いになってしまってるのがちょっと。それはそれで不満が出るだろうけどここまでの作画レベルだったらキャラ紹介アニメにしておいた方が良かったような気も。
再放送追従
アンドロイド・アナ MAICO 2010
- TID 1259
- TOKYO MX 金 25:30
- 2007-10-05 / 2007-11-30
- 全24話中18話再放送(1回で2話放送)
- 再放送分は100%観た
良くも悪くもラジオドラマ的というか。アニメーション的な面白さはあまりなく、舞台っぽい感じ。MAICOもそれほど大きな位置を占めるわけでもなく、MAICOを含めた番組スタッフたちの適当にくだらないやりを切り出した感じ。基本的に唐突でぶっ飛んでて1話完結。
当時を知らなかったのでよく分からないけど、ラジオは面白かったのかなぁ。
あと何だろうねこの中途半端な再放送は。あと3回くらいやってくれてもいいのにさ。
6月-
本放送追従
のだめカンタービレ
- TID 1025
- フジテレビ 木 24:45
- 2007-01-11 / 2007-06-28
- 全23話
- 100%観た
それなりにスタッフ同じなのでやっぱりというかハチクロといろいろ似てます。ハチクロを評価している人はこっちも楽しめると思います。何というかボケとツッコミのタイミングがまさにそれ。ただどうにも終盤急ぎ足過ぎた感があるのですが。毎回展開がコロコロ変わるのは毎回見逃せないという点ではいいのですがどうにも慌ただしい感じもします。あとオーケストラの描写は 3DCG 用意してそれなりに頑張ってはいたものの余計に辛さがにじみ出てしまった感じがします。全員が動くのが当たり前のものをアニメでやろうとするのはやはり分が悪すぎるのか。でも無難な描写を心がけ過ぎてた感じがしたのでもう少しぶっ飛んだ描写にすれば画面は良くなった気もします。いやーでも川澄綾子ののだめは最高だわ。
sola
- TID 1129
- tvk 月 23:00
- 2007-04-09 / 2007-07-02
- 全13話
- 100%観た
AIRっぽいと言えば確かにそう言えるような結末。中盤の先が読めない展開はなかなかのものでした。それだけに最終回は消化試合っぽく見えてしまってちょっと残念に感じた面も。あと脇役の描写ももう少しやって欲しかった。そうすると13話じゃ本筋追い切れないのでしょうがないところではあるんですが。石月姉妹なんて主人公より謎多いままな気がするんですが。
ひとひら
- TID 1086
- tvk 水 25:15
- 2007-04-04 / 2007-06-20
- 全12話
- 100%観た
演劇はそんなに重要ではなくて、演劇研究会の仲間たちの青春物語でした。主人公の設定がバリバリ活きてくることを期待してたので正直残念。声優の配役の問題なのかイマイチその設定の迫力も伝わってこなかったし、ターニングポイントの舞台も盛り上げ方が足りなかったと思うし。
最終回が3D背景使いまくりの気合いの入った演出で主人公の成長をしっかり描いてくれたのでだいぶ良かったのですが、これぐらいの気合いが他の回にもあればなぁ。
再放送追従
陸上防衛隊まおちゃん
- TID 390
- tvk 土 24:30
- 2007-04-07 / 2007-06-30
- 全26話(1回で2話放映)
- 100%観た
いやー、ゆるゆるだー。でも全く内容がないわけでではなくて、毎回それなりの内容を練り込んであって浮き沈みが少ないので安心して観られる。そしてそれぞれ15分完結なこともあって気楽に観られる。よくありそうで意外と少ない傾向の作品じゃないかと思う。
3月-
本放送追従
ロケットガール
- TID 1091
- WOWOW 水 24:00
- 2007-02-21 / 2007-05-17
- 全12話
- 100%観た
何だかんだで宇宙モノは燃えますね。何がそこまで惹き付けるのか。そこは下手な小細工をせずに素直に出てる。
ただその他の部分では残念な部分が多くて。前半もっさり感がある割に後半は尺が足りずに端折ってると思われる部分が目立つ。その端折りのせいで盛り上がれるはずの部分も実にあっさりと過ぎてしまうのが残念。あと作画は何とか持ちこたえてましたがけっこうギリギリ。OPが相当過ぎてからやっと正式版になったことからもギリギリ感が伺えます。出来上がったOP自体の出来はなかなかだったので、これが最初から流れてればかったるい前半の回でも希望が持てたんじゃないかと思う。
あとこれはきっと原作の関係なんだろうけど、思いっきりフィクションなところと現実そのままな部分がバラバラでどう捉えて良いのかかなり迷う。お約束(言語の壁がなかったり、主人公補正だったり)を許すという点でももう少し現実感を抑えて欲しかった。
Venus Versus Virus
- TID 1048
- BS-i 水 26:00
- 2007-01-24 / 2007-04-11
- 全12話
- 100%観た
OP曲が好きなので観てました。
そんな感じなのできっとぬるい展開でそのまま終わるんだろうなぁと思ってたら意外や意外、かなり辛めでしかもいろいろ含みを持たせた終わり方で驚きました。最終回の映像を初回で見せる手法がかなり活きてます。
ただそれだから余計に脚本・作画共の描写力がストーリーに追いついていない感じが目立ちます。もう少し戦闘アクションがしっかりしていれば、もう少し心理描写に深みがあれば、もっと評価も変わっていたのではないかと思います。
護くんに女神の祝福を!
- TID 963
- WOWOW 木 24時帯
- 2006-10-05 / 2007-03-29
- 全24話
- 100%観た
あれ、こんな作品だったっけ… 最後のまとめで派手に失敗した感が。かと言って2クールもやってひたすらドタバタだけとは行かないので何かやらなきゃってことだったんだろうけど、もう少しどうにかならなかったのかなぁ。なんかいろいろこじつけっぽく見える。
SHUFFLE! MEMORIES
- TID 1044
- tvk 月 25:15
- 2007-01-08 / 2007-03-26
- 全12話
- 100%観た
新規要素はきっかり番外編のみで他は本当に繋いだだけでした。もともと並行だったストーリーをがんばって一本に繋げたものをまたそれぞれで分割したもんだから相当な偏りが出てるのが一番気になるけど、その他にも 通らなきゃならないストーリーは何回も見ることにもなるし、小話系はことごとく端折られるし と、少なくとも SHUFFLE! を観てた人はあまり楽しめないわけですが、初見の人も果たして楽しめるものだったのかは甚だ疑問。で、もしそれなりに楽しめたとしてもこれを観た後だと SHUFFLE! 本編の面白さ半減するだろうし。戦略がいまいち見えない。
番外編はいいよね、番外編は。これだけを特別番組か何かで流すかあるいは OVA ででも良かったんじゃないかなぁ。
ひだまりスケッチ
- TID 982
- BS-i 木 24:30
- 2007-01-25 / 2007-04-12
- 全12話
- 100%観た
なんか TBS 放送分は「富士山」だったりで酷かったらしいですけど、 BS-i はそんなこともなく平和でした。提供イラストがないのが淋しいですが。9話あたりがちょっと作画厳しいかなと思ったぐらいであとは特に問題なく。
シャフトっぽさ全開だったわけですが、それが前面に押し出されることはほとんどなく、特に作品にとってマイナスにもプラスにもなってない感じ。原作のゆるーいテンションほぼそのままだったのでかなり原作に即した感じでした。ただその分サプライズもほぼなかったか。
ネギま!?
- TID 990
- BS Japan 金 18:00
- 2006-10-06 / 2007-03-30
- 全26話
- 100%観た
結局どの方向にもぶっ飛び方が足りなかった感が。黒板ネタ系もぱにぽにだっしゅ!に比べると明らかに劣るし、構成もなんというかもうぐだぐだ感が。色気も夕方枠だからそもそもダメだし、キャラ紹介にしても明確に前面に出して紹介したキャラは数えるほどだし。OPは好きなんだけど最初期待したよりはカットの差し替えが少なかったしなぁ。
そもそも原作読んでないんだけど、そんなにアニメ化しにくい作品なんですかねぇ。
ゴーストハント
- TID 987
- テレビ東京 火 25:00
- 2006-10-03 / 2007-03-27
- 全25話
- 100%観た
実は今期の中でかなり好きだった作品。原作がしっかりしていて、その良いところを壊さずに素直にアニメ化してるなという印象。霊やそれに対応する宗教的慣習などを肯定した上で、何でもアリに広げずにその範囲の中でロジックを展開するというのはなかなかありそうで少ないと思う。
動きはそれほどないけど、原画はちゃんとしてたので特に不満もなく。最後の終わり方がもう少し何かあっても良かったかなと思うけど、それぐらいでしょうかね。
「公園の怪談!?」は釘宮だから面白い。
がくえんゆーとぴあ まなびストレート!
- TID 748
- テレビ東京 日 25:30
- 2007-01-07 / 2007-03-25
- 全12話
- 100%観た
ストーリーとしては学園物としてよくあるものだけど演出でかなり面白さを出してる。超空間に飛んだりアレな演出したり超スローモーションしてみたり。それが大きく息切れせずに最後までちゃんと続いたことがさらに良い。
ただ最初からあの終わり方にすると決めていたならば、BPOに負けて途中から一部ネタバレのOPにしたのは悔やまれる。正直本編に比べて違和感のあるOPだったんだけど、その違和感が最後の最後で晴れるとなると2割ぐらいは衝撃が違ったんじゃないかなぁ。
Kanon
- TID 910
- BS-i 木 25:00
- 2006-10-05 / 2007-03-15
- 全24話
- 100%観た
途中はどうまとめてくるかと思ってたけど終わってみると実に無難にストレートにまとまってました。そして考えてみるとそれぞれの回でラストに向けた準備が着々と進んでいたことに気付く。でも個別ルートに入らないと名雪さんは他と比べて明らかに扱いが淋しいのはしょうがないのか…
2クールならではの丁寧な描写。ただもう少し緩急付けた方が嬉しい気が。毎週観るものじゃなくてDVDで一気に観る方が正しい見方だと思う。きっとBS-iの似非HDとは別次元の画質だろうし。
一番感心したのは各ヒロインの当番回が来る度にそのヒロインがかわいいと思えるところ。さすが京アニさんはよく分かっていらっしゃる。
再放送追従
まほろまてぃっく
- TID 72
- BS-i 水 26:30
- 2007-01-10 / 2007-03-28
- 全12話
- 100%観た
あの最終回は明らかに意図的なんだろうけど、それにしても本当に次回がないのか調べてしまうぐらい素っ気ないのはどうなんだろう。いやまぁ今となっては続編があるのは分かってるのでいいんですが。
作品の性格上まほろさんがちゃんと動いていればとりあえず問題ないんですが、結局それ以外の話は中途半端で投げてるのがどうにも。最後も作品の主題を穏やかに再提示したぐらいで終わったし。
ところでサテライトポエマーってポエマーでいいのだろうか。
神様家族
- TID 806
- tvk 土 26:30
- 2007-01-06 / 2007-03-31
- 全13話
- 100%観た
最後は最初想像したよりもかなりシリアスにまとめてきたところで感心したけど、それでも飛び抜けるものはなくてどこを取ってもどこかで同じようなものを見た感じが拭えない。かといって飛び抜けて悪いところも見当たらないので書くことないな…
LEMON ANGEL PROJECT
- TID 717
- GyaO 土曜2話更新
- 2007-02-03 / 2007-03-10
- 全13話
- 100%観た
さんざん既出だけど最大の問題は主人公の声。これがどうしても受け入れられなければもうどうしようもない。ただこれが何とかなるようならば作品としてはそれほど悪いものでもないと思う。大きな名前を背負った割に作画は全然大したことないし、ストーリーも至ってありがちな展開なんだけど、キャラクターの作り込みは上手い。それぞれのキャラの個性がしっかり出てて活き活きしてたと思う。
冬美さんの出番がもっと多ければもっと良かったんですがね。はい、きにいりました。
その他
風人物語
- TID 484
- NHK-BS2 土 8:06
- 2006-06-17 / 2006-09-09
- 全13話
- 100%観た
うーん、独特の表現手法をウリにしてるのは間違いないんだろうけど、正直それだけって感じがする。中学生日記を挙げてることからしてぶっ飛んだストーリーはないとは言えど、もう少しテンポなりやりようがあったんじゃないかなぁ。
その表現手法も最初の数話は面白がって観てられるんだけど、以降は慣れてくるのでそれ以外に何かないと辛い。更にちょうどその頃に学校のエピソードに戻るので「あれ?」となって投げた人それなりにいそう。
ひぐらしのなく頃に
- TID 705
- tvk 土 25:00
- 2006-04-08 / 2006-09-30
- 全26話
- 100%観た
素直に言うと佳作。かなり頑張ってたと思うけど、やっぱり詰め込みすぎたんじゃないかなぁ。なんかあっさり終わっちゃった感じ。あと演出を素直にやりすぎてるのかなぁ。いやもっと怖い顔にしろということではなくむしろ逆で。
でもアニメ単体ではなく原作の登竜門として考えるとかなり良いんじゃないかと。実際かなり原作やる気になったし。
NOIR
- TID 260
- 全26話
- DVD借りた
6年でアニメの作りはだいぶ変わったねぇというのが素直な感想。そもそもセルアニメを観るのが久しぶりだし。DVDで観ると回想が多くてちょっと辛い。
こういうガンアクションにはお約束は付きものですが、血を徹底的に廃しているのは逆に気味が悪いし一部演出上にも悪影響が。いわゆるテレ東規制なんでしょうけど。
MADLAX ほど主人公無敵でもないしストーリーぶっ飛んでるわけでもないのでその点は安心でした。
AIR
- TID 443
- 全12話
- DVD借りた
京アニは化け物か!?と本気で叫びたくなりますね。本当に12話にそれも大きくすっ飛ばす感じもなく収めるとは。もともと結末は一本筋なのも1つの要因でしょうが、ギャルゲー原作でここまで異論の少ないアニメ化はこれまでもこれからも多分ないでしょう。当然作画のクオリティは今更語るまでもありません。
[Hobby]