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ざらめざいどにっき (G5)


2005-12-30

_ [日常系]男たちの大和/YAMATO

1人では絶対に行かなかったでしょうけど、誘われたので昨日のレイトショーで観てきました。近くのシネコンでは毎週木曜は男性1,000円にしてくれるのでけっこう気軽。

事前知識全くなく突撃したんですけど思いの外楽しめました。それほど気にならない程度には解説を入れてくれてて良い戦争映画にもなってると思います。

戦艦などの描写も及第点だと思います。戦艦大和の一番の象徴になっている船首の部分が一番ニセモノっぽかったのが残念ですが、その他は実物大のセットを作っただけあってけっこうスケール感も出てました。敵から攻撃されるところをかなり悲惨に描いているところも良いと思います。劇場の大音響も相まってけっこうリアルに眉を顰めてましたので。全年齢でできるだけのところまではやってくれてるんじゃないかなってぐらい。

でもメインは、絶対に帰ってこれないと分かっている状態での人々の心情と、いわゆるサバイバーズギルトでしょう。前者はなかなか上手くまとめたと思いますけど、後者は私はちょっと口を出したい感じですね。60年生きるのってそんなもんかなぁ。

話とは関係ないですが、全編に渡ってフィルムに乗ったホコリなどのノイズが入っているのがちょっと気になりました。最近のシネコンの上映環境から考えるときっと全部エフェクトでやってるんですよねぇ。やっぱり入れた方が雰囲気出るのかしら。

ちなみに公開されてるセットを春休みに見に行く予定。