2006-05-20
_ [技術系][パソコン]研究室にビデオサーバ
Giga Pocket って知ってますかね。数年前までの VAIO についてた TV 録画機能の名称なんですけど、当時からビデオサーバとしての機能を持っていてネットワーク越しに TV が観れたりとかかなり面白いことをやってたんですよ。そんなのが搭載されてる VAIO が研究室に転がってたので今週セットアップしてたんですが、このクライアント（ PicoPlayer ）が面白い仕様になっていることに気付きました。
このビデオサーバには複数のクライアントが接続できるんですが、チューナは1つなので TV を観る場合は全員が同じチャンネルを観ることになります。となると誰がチャンネルの操作権を持つのかというところが気になるところですが、なんとこいつはクライアント全部に平等に操作権があります。じゃあどうやってチャンネルを決めるかというと、このクライアントにはクライアント同士でのチャット機能がありまして、複数のクライアントが接続するとそのウィンドウが出てくるのです。
つまり、「チャットで話し合って仲良くチャンネル決めてね」ということで、昔懐かしいチャンネル争いをそのまま PC 上に持ってきてるのです。
どうしても排他処理とかシステマティックに考えがちなのですが、言われてみりゃサーバに繋ぐのは同じ LAN の中の人、ほぼ間違いなく知り合いなので、これで解決できるんですよね。 PicoPlayer の開発者をちょっと尊敬します。サーバ接続周りの UI はタコだけど。
しかしこの機能、知ってる人はごく少数なんでしょうねぇ。だって複数のクライアントなんてそう繋ぎませんからね。私の家にも Giga Pocket あるんですけど今まで全く知りませんでしたし。
というわけで研究室でも録画可能になったので全部で4チューナ使えるようになりました。はっはっは。観るの必死。